中東市場の波動解析:クウェート株指数は調整第4波終焉か? #エリオット波動 #テクニカル分析 #波動カウント
クウェート総合指数(KSEI)に見る波動の現状分析
特定の市場に関するファンダメンタルズな報道が目に付きますが、我々テクニカル分析官が注視すべきは、あくまでチャートが語る真実、すなわち「波動」と「サイクル」です。
クウェート総合指数(KSEI)の長期週足チャートを分析すると、過去数年間の明確な上昇推進サイクルが確認できます。この大きな推進運動をエリオット波動でカウントした場合、現在我々がいる位置は、恐らく複雑な「調整第4波」の終盤であると判断されます。
第3波の明確なブレイクアウトと比べ、現在の相場は横這いでの時間調整(日柄調整)に移行しており、出来高も減少傾向にあります。これは推進波の後に見られる調整波の典型的な特徴を示していると見られます。
第4波の複雑性と日柄調整の完了時期
調整第4波は、しばしばトレーダーを混乱させる複雑なパターンを形成します。現在の動きは「フラット(平坦型)」あるいは「対称トライアングル(三角保ち合い)」を形成している可能性が高いです。
パターンからの示唆
仮にフラット型調整であれば、現在確認されているB波高値を突破しない限り、C波の下落がまだ残っている可能性が考えられます。一方、トライアングル型であれば、その収束の終点が近づいており、近いうちにブレイクアウトが発生する兆候と見られます。我々は、このトライアングルの最終波(E波)が日柄調整のメドに到達するタイミングを注視すべきです。
今後の展望:第5波への移行の可能性
テクニカルな観点から、この調整パターンが完成し、明確な抵抗線(例:トライアングルの上辺、あるいは直近高値)を上抜けた場合、それは第4波の終焉と、最終的な「推進第5波」の開始を示唆するものとなります。
第5波へ移行した場合の目標値は、フィボナッチ・エクステンションを用いて第1波と第3波の関係から導出可能ですが、まずは現在のサポートレベル(例:トライアングルの下辺)を確実に維持できるかどうかが重要です。
逆に、もし主要なサポートラインを下抜ける場合、それは第3波の高値自体が終焉点であった、というより大きなスケールでの波動カウントの見直しが必要となる可能性があると見られます。現状では、調整波の終焉から次の推進波への移行期にある可能性が高い、という分析にとどめておくのが賢明でしょう。

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