エリオット波動の視点:複合修正波終焉と次なる推進波への日柄分析 #テクニカル分析 #エリオット波動 #サイクル理論

ファンダメンタルズの喧騒を排す:純粋なチャート構造分析

市場では連日のようにFRBの動向や突発的な取引停止といったニュースが飛び交っていますが、我々テクニカル分析官にとって、これらはあくまで市場参加者の心理状態を揺さぶる一過性のノイズに過ぎません。相場は、外部要因によらず、一定の波動原理と時間の周期(日柄)に従って動くと見ています。現在のグローバル市場の構造を、エリオット波動とサイクル理論に基づいて淡々と分析します。

主要株価指数(S&P500などを想定)に見る第4波調整の進捗

直近の上昇局面は、エリオット波動の推進第3波を終え、現在は第4波の調整局面にあると分析しています。この第4波は、典型的なジグザグ(A-B-C)ではなく、複雑な横ばいのトライアングル(三角持ち合い)を形成している可能性があると見ています。重要なのは、先行する第3波の上昇幅に対するフィボナッチ・リトレースメント38.2%ラインを下回らずに推移している点です。

このトライアングルパターンが完成すれば、調整波は終焉し、天井を目指す最後の推進第5波が開始されることになります。現時点では、トライアングルの最終波動(E波)が形成されている段階にある可能性が高く、波動カウント上の重要な転換点に接近していると見られます。

日柄分析:ドル円相場はサイクル転換期に差し掛かっている可能性

日足ベースのサイクル理論に基づくと、前回の重要安値から数えて約70~80日の中期サイクルが、現在天井圏の日柄に差し掛かっている可能性があります。この時間軸の重要性が高まっている中で、チャートは高値圏での保ち合い(レクタングルまたはフラット調整)を形成しています。

ファンダメンタルズ的なニュースが先行しても、相場が明確なブレイクアウトに至らないのは、時間軸の制約によるものと推察されます。この保ち合いを下限で割る場合、中期的な調整(B波または第4波)入りとなる可能性があり、逆に保ち合いを上抜ける場合は、サイクルが延長される可能性もあります。

コモディティ市場の複合修正波完了サイン

金やその他の重要コモディティ市場では、昨年から続く複雑な横ばい調整が、エリオット波動上の複合修正波(W-X-Y)の最終段階にあると分析しています。特に直近の動きは、Y波の内部波動としてジグザグ形成が進んでいると見られます。この調整波が完了すると見られる水準は、直前の高値からの押しが、重要な支持線(例:前回の高値ネックライン)近辺で維持される場合に限られます。

もし、明確な推進波のサインである「3本の上昇波」を確認できれば、長期的な上昇トレンド(推進第3波)のスタート地点となる可能性が高く、現在の価格帯は、チャート構造上、非常に注目すべき位置にあると見られます。

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