FTSE 100最高値更新と貴金属の急落。成熟した先進国市場の先に、我々が見据えるべき『次なる覇権』 #FTSE100 #新興国投資 #人口動態 #経済成長

欧州市場の記録的高値と貴金属市場の『異変』

ロンドン株式市場のFTSE 100指数が終値で最高値を更新しました。その一方で、金や銀といった貴金属価格が急落する『メタル・メルトダウン』が発生しています。これは一見、先進国経済の底堅さを示すポジティブなニュースに見えますが、エマージング市場(新興国)の視点から見ると、また異なる景色が浮かび上がってきます。

先進国のサイクルと資本の再配置

英国市場の好調は、現在のグローバル資本が「確実性」を求めて伝統的な資産に滞留している可能性を示唆しています。しかし、歴史的に見れば、成熟した先進国市場のピークアウトは、次なる成長エンジンへの資金移動の前触れとなるケースが少なくありません。今回の貴金属の下落は、過度なインフレ懸念の後退とともに、投資家がより高い成長性を求めてリスク資産の再配置を検討し始めた兆候であるとも推察されます。

人口動態から見る『次の10年』

私が注目しているのは、先進国の低成長サイクルとは対照的な、インドや東南アジア諸国の圧倒的な人口動態です。英国などの先進諸国が少子高齢化と格闘する一方で、インドやベトナム、インドネシアなどは生産年齢人口が拡大する『人口ボーナス期』を謳歌しています。こうした国々では、単なる資源輸出に頼らない内需主導の経済成長サイクルが形成されつつあります。

エマージング市場へのパラダイムシフト

今回のFTSE 100の記録更新は、先進国市場の「成熟」の証とも言えますが、長期的なリターンを追求する上では、次の覇権を握る可能性が高い新興諸国の動向から目を離すことはできません。かつての資源価格高騰による成長ではなく、テクノロジーと若年層の労働力を背景とした構造的な成長が、これらの国々で加速する可能性があると見られています。

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