【波動分析】金(GOLD)は第5波終焉か、それとも第3波延長か? #エリオット波動 #テクニカル分析 #金相場

ファンダメンタルズを排した純粋なチャート分析の重要性

特定の金融機関が強気な見解を示しているとの報道がありますが、我々テクニカル分析官が注視すべきは、需要やセンチメントではなく、市場参加者の集合的心理が刻み込んだ「チャートの形」と「サイクルの周期」のみです。本稿では、金価格の現在地をエリオット波動と日柄分析に基づいて淡々と分析します。

エリオット波動から見た金(GOLD)の現在地

金価格は長期間にわたる明確な上昇トレンドの中にいます。この推進波をエリオット波動で分析すると、現在進行中の大規模な上昇は、過去の波の長さからみて、推進波の最終局面にある可能性が指摘されます。

現在の高値更新は「第5波」の終焉を示すか

直近の力強い値動きは、大規模な上昇サイクルにおける「第5波」に相当すると解釈するのが一つの主要なシナリオです。フィボナッチ・エクステンションを用いた目標値の計算では、現在の高値圏が理論上の到達レンジに近づきつつあると見られます。

もし、この波が第5波の最終局面であるならば、短期間のうちに調整のA波・B波・C波(ジグザグまたはフラット)が発生し、重要な支持線水準まで押し戻される可能性があります。特に、日足チャートで勢いが減速し、明確なダイバージェンスが発生している場合は、終焉のサインとして警戒すべきでしょう。

オルタナティブシナリオ:第3波の延長の可能性

一方で、現在の勢いが極めて強く、深い調整を挟んでいない場合、大規模な上昇がまだ「第3波」の延長部分であるというオルタナティブシナリオも排除できません。このシナリオにおいては、一時的な小規模な調整(第4波)を形成した後、さらに大きく価格を伸ばす「第5波」が控えていることになります。

この第3波延長シナリオを維持するためには、直近の上昇トレンドライン、または重要な支持線(直近の押し目価格)を明確に下回らないことが絶対条件となると見られます。

サイクル分析(日柄)から見た次の転換点

金価格の過去の主要な安値・高値の形成周期を分析すると、一定のサイクルが存在することが確認できます。現在の高値圏での滞留期間が特定の重要日柄(例:40日サイクルや80日サイクル)の天井圏に差し掛かっている可能性があります。この日柄分析に基づくと、今後数週間以内に相場の勢いが転換する、あるいは次の調整局面に入る重要なタイミングとなる可能性が見られます。

相場参加者は、ニュースに惑わされることなく、チャートが示す節目価格と、波動のカウント、そしてサイクルの周期を冷静に観察していく必要があると見られます。

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