【波動分析】ナスダックの急反発とゴールドの調整:エリオット波動と日柄が示す現在地 #テクニカル分析 #エリオット波動 #チャートパターン #ナスダック #ゴールド
ファンダメンタルズはノイズ。チャートが語る真実
市場では「FRBの引き締めシグナルにもかかわらずハイテク株が急上昇した」といったニュースが飛び交っていますが、我々テクニカル分析官にとって、これらは単なる後講釈、すなわち『ノイズ』に過ぎません。価格の動き、そして時間のサイクル(日柄)こそがすべての先行指標です。
今回は、ナスダック100指数とゴールドのチャートパターンから、現在の相場がどの波動に位置しているかを淡々と紐解いていきます。
ナスダック100:推進第5波の始動、あるいは第3波の延長線上か
ナスダックの約2%の急反発は、エリオット波動の観点から非常に興味深い局面を示唆しています。日足チャートを見ると、直近の調整局面(修正波)が主要なフィボナッチ・リトレースメントの38.2%水準できれいにサポートされたことが確認できます。
この反発は、以下の2つのシナリオが考えられます。
シナリオA:主要第4波の完了と、第5波(上昇波動)の開始
直近の調整を「波動4」と定義した場合、今回の力強い陽線は、最終ターゲットへ向けた「波動5」の第1波動が開始されたシグナルである可能性があります。この場合、直近高値をブレイクし、新たな上昇トレンドが形成される局面へと移行する可能性が考えられます。
シナリオB:推進第3波の内部波動における、小さな第4波から第5波への移行
より大きな上昇サイクルの中にいる場合、まだ第3波自体が終了しておらず、その内部波動の調整が終わってさらなる急角度の上昇へと向かう途中の可能性があります。いずれにせよ、下値支持線(サポートライン)が機能している限り、目線は上方向を維持しやすいパターンと見られます。
ゴールド:修正C波による調整とチャネル下限へのアプローチ
一方、ドル高の重圧を受けたとされるゴールドですが、これもチャート上では極めて規則的な調整パターンをなぞっているに過ぎません。
現在ゴールドは、上昇推進5波を完了した後の「修正A-B-C波」の過程にいると推測されます。具体的には、現在は修正C波の下落局面であり、並行チャネルの下限、もしくは重要なフィボナッチ・リトレースメントの半値押し(50%)水準に向けて、価格の収束を図っている段階と見られます。
日柄(サイクル周期)の観点からは、前回の主要なボトムから特定の日数が経過したタイミングで次の転換点が現れる傾向があり、現在はその調整の最終局面に近づきつつある可能性が指摘されます。
まとめ:ニュースに惑わされず、幾何学的な美しさを追う
ニュースの見出しがどうあれ、相場は常にフラクタルな構造を持ち、一定のサイクルで呼吸を繰り返しています。直近の急激な値動きは、単にチャートが描く予定調和的な波の一部である可能性が高いと言えます。今後も感情を排し、幾何学的なパターンとフィボナッチ比率を粛々と追うのみです。
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